Photographyに誰が「写・真」という訳を与えたのか。
それは随分と偏った意訳で、Photographyの可能性の一部分だけを過大に抽出している。
もっと直訳的に「光画」とでも訳し直したら、Photographyはもっと自由に解き放たれた術になるのかもしれない。いや、むしろ現実はとっくにその方向に進んでおり、写真という言葉はすっかりおさまりが悪い状況であるだろう。
でも僕は自分のPhotographを写真にしたいと思っている。
写真と呼べるPhotographを撮りたい。
真とはなんだろう。
真実と事実は違う。
事実とは物理現象であり、一つしかないものだ。客観的で、冷めている。
けれど真実とは、事実を堅固な土台とし踏みしめながら、且つそれを貫き突き抜けた先に確信される、静かな熱を帯びた主観ではないだろうか。
対象との一期一会の関係の中で、一枚一枚が写真になるようにと思いながら、まっすぐに撮る事を心がけています。
竹内弘真 たけうちひろまさ
写真家。
1973年、東京生まれ。
2008年より三浦半島の秋谷を拠点に活動。
半島の風土を、そこに暮らす人々の肖像を通じて描き出す「みちひき 〜肖像三浦〜」など
肖像写真・ポートレイトを主体に撮影を重ねる。
自由の森学園中学校(2期生)高校(5期生)卒業。
国際基督教大学教養学部国際関係学科(社会学)卒業。
テレビ番組制作プロダクション、広告制作会社を経て、
2003年、内戦終結直後のアフリカ・アンゴラへ渡り、
戦禍で肉親をなくした十代の少年少女を取材。これを機にフリーランスに。
2004年「このほしのまん中で〜アンゴラ・十代の肖像〜」「たなごころ」発表。
両作品は写真集、新宿ニコンサロンなどでの展示のほか、各地の中学校・高校・大学を総合学習の題材としても巡回した。
2010年、吉永マサユキ+森山大道ワークショップ「resist写真塾」5期修了。
<発表>
<書籍>
<取引実績(順不同)>
学校法人グロービス経営大学院 (広報・イベント撮影)
一般社団法人G1 (広報・イベント撮影)
株式会社ベスト ブライダル(ブライダル撮影)
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(ブライダル撮影)
株式会社リクルート(「キャリアガイダンス」誌カメラマン)
株式会社茨城放送(広報撮影)
有限会社ビッグイシュー日本(「The Big Issue日本版」誌カメラマン)
有限責任あずさ監査法人 / KPMG Japan(広報撮影)
JA(日本農業協同組合)(「月刊JA」誌カメラマン、広告撮影)
株式会社モブキャスト ホールディングス(イベント撮影)
株式会社えんれいしゃ(広報誌撮影)
株式会社メロス(広報撮影)
株式会社電通産業(製品カタログ撮影)
株式会社サイコムブレインズ(ウェブコンテンツ撮影)
株式会社ダスキンレントオール(イベント撮影)
環境省(イベント撮影)
防衛省(イベント撮影)
株式会社第一プログレス(「LiVES」誌カメラマン)
株式会社オルタスジャパン(Yahoo!ニュース特集、撮影)
学校法人関東学院(関東学院六浦小学校)(行事撮影・卒業アルバム製作)
NTT東日本東京吹奏楽団(定期演奏会撮影)